モリスミミズ

 フトミミズ科アズマフトミミズ属モリスミミズ Amynthas morrisi (Beddard, 1892)

Perichaeta morrisi Beddard, 1892: 166, 1895: 411.

Pheretima morrisi Michaelsen, 1900: 287; Ude, 1905: 434; Cognetti, 1908d: 83; Chen, 1931: 148, 1933: 267, 1935a: 33, 1936: 270, 1938: 382, 1946: 136; Gates, 1936c: 437, 1937a: 205, 1937c: 327, 1955c: 89, 1976c: 2; 小林, 1938e: 778, 1940a: 120, 1940c: 274, 1940d: 390, 1941d: 376, 1941g: 513, 1966: 246; 大淵・山口, 1947: 1367; Ohfuchi, 1956: 143; Tsai, 1964: 17; Sims, 1971: 171; 上平, 1973a: 59, 2012: 43; Qiu & Wen, 1987: 55; Ishizuka, 1999a: 62; Sawar et al., 2006: 4; Ghafoor et al., 2008: 682.

Amynthas morrisi Sims & Easton, 1972: 236Sims, 1978: 671; Easton, 1981: 56, 1982: 729; Nakamura, 1990: 102; Talavera, 1990: 161; Mischis & Righi, 1999: 64; Shih et al., 1999: 438; Blakemore, 2003: 22, 2008d: 70, 2012b: 18; Paliwal & Julka, 2004: 1975; Zicsi, 2004: 123; Shen & Yeo, 2005: 24; Brown & James, 2006: 147; Sautter et al., 2006: 298; Mischis & Herrera, 2006: 287; Dhiman & Battish, 2006: 2136; Huang et al., 2006: 13; Tsai et al., 2009: 40; Reynolds, 2009b: 61, 2010c: 148, 2011a: 276, 2015v: 119; Mohan et al., 2013: 36; Sharm & Poonam, 2014: 3.

Perichaeta barbadensis

Amynthas barbadensis Sims & Easton, 1972: 236.

Perichaeta pallida

Amynthas pallidus Sims & Easton, 1972: 236.

Perichaeta sancti-jacobi Beddard, 1895: 239.

Pheretima hawayana var. lineata Gates, 1926c: 154, 1931: 385, 1932a: 434.

 

Amynthas hawayanus lineata Sims & Easton, 1972: 236.

Pheretima exiloides [= non Chen, 1936] Ohfuchi, 1956: 142; 上平, 1973a: 59; Ishizuka, 1999: 59.

Pheretima elongata [= non Perrier, 1872] Ohfuchi, 1956: 148; 上平, 1973a: 58.

形態

<外部形態>

 全長 35-150 mm (35-125 [Ohfuchi, 1956]、40-150 [Gates, 1936c, 1972]、70 [Chen, 1933]、70-120 [安座間, 2015]、71-142 [Sharma & Poonam, 2014]、77-100 [Shen & Yeo, 2005]、126 [Tsai, 1964]、140 [Chen, 1931])、体幅 2.5-6.0 mm (2.5-6.0 [Gates, 1936c, 1972]、2.8-3.8 [Shen & Yeo, 2005]、3 [Chen, 1933]、3.0-4.5 [安座間, 2015]、3-5 [Ohfuchi, 1956]、3.8-4.6 [Sharma & Poonam, 2014]、4.3 [Tsai, 1964]、5.5 [Chen, 1931])、体節数 74-135 (74-95 [Shen & Yeo, 2005]、74-100 [Ohfuchi, 1956]、75-102 で通常 92-98 [Gates, 1972]、80 [Tsai, 1964]、80-90 [Chen, 1933]、87-95 [Gates, 1936c]、90 [Chen, 1931]、90-97 [安座間, 2015]、107 [Mohan et al., 2013]、115-135 [Sharma & Poonam, 2014])、生重 0.61-1.12 g (0.61-0.87 [Shen & Yeo, 2005]、1.12 [Sharma & Poonam, 2014])。第一背孔は第 10/11 体節間溝 (Chen, 1931; Gates, 1936c; Ohfuchi, 1956; Shen & Yeo, 2005)だが、しばしば第 11/12 体節間溝 (Ohfuchi, 1956; Tsai, 1964)、第 12/13 体節間溝に存在するものもいる (Ohfuchi, 1956)

 背面は濃紫褐色、腹面は灰白色で、環帯は褐色から黄褐色 (安座間, 2015)

 剛毛は第 7 体節で 40-52 本 (40-44 [Ohfuchi, 1956]、47-52 [Shen & Yeo, 2005])、第 20 体節で 45-59 (45-59 [Shen & Yeo, 2005]、46-59 [Gates, 1972]、49-59 [Gates, 1936c]、52-56 [Ohfuchi, 1956]、58 [Tsai, 1964])。exiloides とされたものは第 5 体節で 58-60 本、第 6 体節で 62-66 本、第 8 体節で 72-76 本、第 20 体節で 62-64 本 (Ohfuchi, 1956)

 環帯は第 14-16 体節を占めるが、第16体節の剛毛線付近で終わる (安座間, 2015)。第 16 体節の腹側には、通常剛毛が存在する (Gates, 1972)雌性孔は第 14 体節の腹側中央に 1 個開口するが、しばしば 1 対存在する (Gates, 1972)雄性孔は第 18 体節の体側にあり、円形平板状。雄性孔の周囲は 5-6 本のしわがかる (Shen & Yeo, 2005)雄性孔間距離は体周の 1/3 (Chen, 1931)、または0.36 (Shen & Yeo, 2005)雄性孔間剛毛は 8-17 (8-15 [Shen & Yeo, 2005]、10-17 [Gates, 1972]、13-15 [Tsai, 1964]、13-17 [Ohfuchi, 1956]、14 本 [Chen, 1931])。雄性孔のすぐ腹側の剛毛線の前後にはそれぞれ 1 個ずつの性徴がある。18 個体中 2 個体はこの性徴を欠いていた (Chen, 1931)。Shen & Yeo (2005) は、1-3 個の性徴が第 18 体節の剛毛線より前の腹側中央や、第 17/18、18/19 体節間溝に隣接して雄性孔の前後に存在することを報告している。なお、第 19 体節の剛毛線より前方の左側のみに、もう 1 個の性徴を持つ個体が報告されている (Chen, 1935a)。性徴の直径は 0.3 mm (Shen & Yeo, 2005)受精囊孔は 2 対で、第 5/6/7 体節間溝。受精囊孔はすぐ後ろ側の体節の前縁に、半月型の斑状に突出する。なお、ミャンマーでは 77 個体中 1 個体のみ第 7/8 体節間溝にも受精囊孔を持つ異常個体が報告されている (Gates, 1936c)。受精囊孔間距離は体周の 1/2 (Chen, 1931; Gates, 1972)、0.32-0.34 (Shen & Yeo, 2005)。受精囊孔間剛毛は第 6 体節で 24 本 (Chen, 1931)。受精囊孔域の性徴には 2 タイプあり、剛毛線の直前で腹側中央のものは第 5-8 体節 (5-8 [Gates, 1936c]、5-8 もしくは 6-9 [Gates, 1972]、6-8 [Chan, 1931; 安座間, 2015] で特に 7 [Chen, 1931]) に1つずつ、さらに第 7 体節前縁の受精囊孔と近接して、やや腹側の左右に 1 個ずつ (Chen, 1931; Gates, 1936c) 存在している。これらの性徴を全く欠如する個体も存在し (Chen, 1931; Gates, 1936c; Tsai, 1964)、ミャンマーでは 75 個体中 16 % が欠如していた (Gates, 1936c)。四川省では受精囊孔域の性徴が欠如することは少ないが (Chen, 1931)、香港で得られた 1 個体は性徴を欠いていた (Chen, 1935a)。性徴の直径は 0.35-1 mm (0.35 [Shen & Yeo, 2005]、1 [Chen, 1931])。

 

<内部形態>

 隔膜は第 5/6/7/8、10/11/12/13/14 体節間では厚く、第 8/9/10 体節間で欠く (Tsai, 1964; Gates, 1972; Shen & Yeo, 2005)最終心臓は第 13 体節 (Tsai, 1964)
 砂嚢は第 9-10 体節 (不明) もしくは第 9 体節のみ (Tsai, 1964)腸管は第 14-15 体節 (不明) もしくは第 15 体節 (Gates, 1972) から開始する。腸盲嚢は短小な鋸歯状型で、第 27 体節に開口し、第 24-25 体節 (24 [Gates, 1972]、24-25 [Chen, 1931]、25 [Tsai, 1964; Shen & Yeo, 2005]) まで伸びる。腹側はわずかに切れ込みがあるが、背側は滑らか (Chen, 1931; Gates, 1936c, 1972; Tsai, 1964)。なお、Shen & Yeo (2005) は腸盲嚢の鋸歯について何も述べておらず (ハワイミミズではきちんと述べている)、単純状としているため、鋸歯状ではなく単純状だった可能性がある (南谷, 私見)。腸内縦組織は痕跡的もしくは欠く (Gates, 1972)
 受精囊は第 6-7 体節にあり、主嚢の嚢状部は卵型またはハート型。ミャンマーの 77 個体中 2 個体は第 5 体節の受精囊を欠いていた (Gates, 1936c)。主嚢の導管は細く直線的で、主嚢と同長 (Tsai, 1964)。主嚢の長さ 1.0-2.5 mm (1.0-1.4 [Shen & Yeo, 2005]、1.8 [Ohfuchi, 1956]、2.5 [Chen, 1931])、幅 1-2 mm (1 [Ohfuchi, 1956]、1.0-1.5 [Shen & Yeo, 2005]、2 [Chen, 1931])。導管の長さ 1.3-2.5 mm (1.3-1.4 [Shen & Yeo, 2005]、2.5 [Chen, 1931])。副嚢は細長く、主嚢よりも短く、嚢状部は全体の 1/3 の長さ (Chen, 1931)。副嚢はややねじれる (Chen, 1931)。副嚢が痕跡的な個体も存在する (Shen & Yeo, 2005)。受精囊のすぐ近くに、胞状生殖腺がある。胞状生殖腺の大きさは0.8-0.9 x 0.6 mm (Shen & Yeo, 2005)精巣は第 10-11 体節で (Tsai, 1964; Shen & Yeo, 2005)、第 10 体節のものは球状、第 11 体節では三角形 (Tsai, 1964)貯精嚢は第 11-12 体節で (Tsai, 1964; Gates, 1972; Shen & Yeo, 2005)、各貯精嚢は小さな胞状のものが集合したように見え、時に背面と腹面に別れる (Tsai, 1964)摂護腺は小さく、第 17-23 体節 (17-23 [Gates, 1972]、18-21 [Chen, 1931; Tsai, 1964; Shen & Yeo, 2005]) を占める。摂護腺の導管は直線的 (Tsai, 1964)。一方で、Ohfuchi (1956) が exiloides としたものは摂護腺はよく発達し第 16-21 体節を占め、扁平で腎臓形と述べている。摂護腺の導管は太く、S 字型に湾曲する。雄性孔のすぐ近くに、胞状生殖腺がある。なお、Gates (1972) は生殖腺は導管を持つとしている。
Amynthas morrisi の形態

Pheretima morrisi (= Amynthas morrisi) の形態 (Chen, 1931, p. 151, fig. 9 より)

Amynthas morrisi の性徴の分布パターン (Easton, 1982 p. 727 fig 4 d より)


Amynthas morrisi の性徴の分布パターン (Gates, 1936c p. 438 のデータから描く)


分布

 日本国内では、九州から琉球諸島、小笠原諸島に分布する。なお、モリスミミズが東京都内から記録されているとの記述が大野 (1981a) にあるものの、確実な記録は見当たらない。また、Blakemore (2003, 2008d) は分布域に神奈川県(大島)を含めているものの、確実な記録が見当たらないため、Kobayashi (1941g) による奄美大島の記録の誤記の可能性が高い (南谷, 私見)

 

 国外では、スペイン (Gates, 1972)、イギリス(Gates, 1972)、イタリア (Gates, 1972)、パキスタン (Gates, 1972; Ghafoor et al., 2008)、インド (Gates, 1937a, 1972; Paliwal & Julka, 2004; Dhiman & Battish, 2006; Mohan et al., 2013; Sharma & Poonam, 2014; Vabeiryureilai et al., 2020)、ネパール (Gates, 1937a)、ミャンマー (Gates, 1926c, 1931, 1932a, 1936c, 1955c, 1972; Reynolds, 2009b)、タイ (Gates, 1972)、ベトナム (Thai, 1982)、中国 (Chen, 1935a, 1936, 1938, 1946; Gates, 1972; Qiu & Wen, 1987; Sawar et al., 2006; Huang et al., 2006)、台湾 (小林, 1938e, 1940a, c, d; Tsai, 1964; Gates, 1972; Shih et al., 1999; Huang et al., 2006; Tsai et al., 2009)、マレーシア (Beddard, 1892; Gates, 1937c, 1972)、シンガポール (Shen & Yeo, 2005)、インドネシア (Gates, 1972)、オーストラリア (Easton, 1982)、ハワイ諸島 (Ude, 1905; Gates, 1972; Nakamura, 1990; Reynolds, 2015v)、アメリカ合衆国 (Gates, 1966, 1972; Reynolds, 2010c, 2011a)、メキシコ (Gates, 1972)、グアテマラ (Gates, 1972)、バルバドス (Gates, 1972)、ペルー (Gates, 1972)、ブラジル (Gates, 1972; Brown & James, 2006; Sautter et al., 2006)、チリ (Beddard, 1895; Gates, 1972; Zicsi, 2004)、アルゼンチン (Gates, 1972; Mischis & Righi, 1999; Mischis & Herrera, 2006)、マデイラ諸島 (Gates, 1972)、アセッション島 (Gates, 1972)、カーポベルデ (Cognetti, 1908d; Gates, 1972)、セント・ヘレナ島 (Gates, 1937c, 1972)、南アフリカ (Sims, 1978)、ディエゴ・ガルシア島 (Sims, 1971b) に分布する。

 

 マデイラ諸島やスペイン、イタリア、メキシコ、グアテマラからアメリカ合衆国に輸入された植物の土壌から本種が多数発見されている (Gates, 1982)

 

 なお、アメリカ合衆国北東部では温室内のみに (Reynolds, 2010c)、南東部では野外にも生息する (Reynolds, 2011a)

 

 分布域の連続性から、パキスタンのラホールとインド・アッサム州のランガマティを結ぶ線以南や、ミャンマーの Popa 山では、非意図的な人為的移動を経た移入種であろうと考えられる (Gates, 1937a)

図 これまでに出版された文献に基づく、モリスミミズの分布確認地点


生息環境

 畑地、草地、庭など腐葉土のある場所でよく見られる (安座間, 2015)。

 

 ミャンマーでは、生息範囲はハワイミミズ Amynthas gracilis よりも広範に及び、標高 600〜1200 mに生息する (Gates, 1937a)。インドでは、標高 600〜2000 mに達する (Gates, 1937a)。なお、熱帯では記録が稀であり、通常比較的標高の高い地域から得られている (Easton, 1982)。

 アメリカ合衆国北部のビニールハウス内から採集された記録がある (Gates, 1963, 1966)。

生態

 Sharma & Poonam (2014) は本種を Epi-anecic に分類している。


 パキスタンで月別に採集された記録から、現存量は4月から10月にかけて大きく、最大は8月、冬季はごく少なかった (Ghafoor et al., 2008)。ただし、個体重の変化は明らかにされていないものの、活動性を表すと考えられる。

備考

 大淵・山口 (1947) は和名をモリスミミズとした。

 

 Chen (1933) は insulaehawayana var. lineatabrowni Gates, 1932 (= non Stephenson, 1912) を本種のシノニムとしているが、このうち browniメキシコミミズ M. californica のシノニムとされることが一般的。Gates (1926) が記載した hawayana var. lineata は Chen (1933) によって本種のシノニムとされている。

 

 Chen (1931) により中国から報告された個体の性徴の分布は、Easton (1982) や Blakemore (2002) などのものとは大きく異なっている。ただし、Chen (1931) と同一種と考えられるものは、琉球諸島〜鹿児島県にかけてで採集されている (南谷, 未発表データ)。今後、詳細な検討が必要である。

 

 かつて記載された pallida Michaelsen, 1892 や barbadensis Beddard, 1892 は、本種とハワイミミズが混在した標本セットに基づいており、その一部は本種のシノニムであることが指摘されている (Blakemore, 2003; Shen & Yeo, 2005)

 

 Ohfuchi (1956) は沖縄で採集した個体をもとに exiloides を報告したが、Chen (1936) の原記載とは異なり誤同定であるとして現在では本種のシノニムとされることが多い (Gates, 1972; Easton, 1981; Blakemore, 2003, 2012e)。中国で記載された exiloides は、雄性孔側面に浅い三日月型の袋状部があり、その中に雄性孔が開口するとされているが、Ohfuchi (1956) は平板状であり、雄性孔の形態が大きく異なる(この差は現在では別属にされる差であり、前者は Metaphire、後者は Amynthas となる)。

 なお、Ohfuchi (1956)exiloides を本種と比較すると、腸盲嚢の形態や、性徴を欠くこと、第一背孔の位置が異なるため同種であるとは思えない。本種の腸盲嚢は鋸歯状型であるが、Ohfuchi (1956) の exiloides は突起状型である。また、日本産の morrisi で、性徴を全く欠く個体は現在までに見つかっていない。第一背孔は morrisi では通常第 10/11 体節間溝であるが、Ohfuchi (1956) の exiloides では第 12/13 体節間溝。このため、Ohfuchi (1956) の exiloidesmorrisi のシノニムではなく別種である可能性が高い(ただし、中国の exiloides と同種であるとは思えない)。今後の検証が必要である。

 なお、Ishizuka (1999) は Ohfuchi (1956) が報告した exiloides を一覧表の中に掲載しており、Ohfuchi (1956) の記述が有効だとみなしていると考えられる。

 

 同じく、Ohfuchi (1956) で報告された elongata は、Perrier (1872) によって記載されたものとは異なり、morrisi であると考えられている (Easton, 1981; Blakemore, 2003)。Ohfuchi (1956) によるほとんどの特徴は本種のものに一致するが、本文中には約15個の性徴が雄性孔域にあると述べられていること、図示された雄性孔の形態がスリット状になっていること(本文中には特に記述なし)、第一背孔は第 11/12 体節間溝であることが気になる部分ではある。ただし、Ohfuchi (1956) が記述した morrisi との識別点である性徴の直径が小さいこと、受精囊の形状が異なることについては、疑問がある。性徴の直径は、elongata で 0.4 mm、morrisi で 0.3-0.4 mm としており、そもそも記述に齟齬が見られる。受精囊については、本文中に明確な指摘はなく、また両者とも図示されているものの見た目に差は見当たらないため、これらを分けた根拠は不明である。

シノニムリスト

Perichaeta morrisi Beddard, 1892: 166.

Perichaeta morrisi Beddard, 1895: 411.

Perichaeta sancti-jacobi Beddard, 1895: 239.

Pheretima morrisi Michaelsen, 1900: 287.

Pheretima morrisi Ude, 1905: 434.

Pheretima morrisi Cognetti, 1908d: 83. [記述のみ] (Nov 25, 1908)

Pheretima hawayana var. lineata Gates, 1926c: 154.

Pheretima hawayana var. lineata Gates, 1931: 385.

Pheretima morrisi Chen, 1931: 148. [形態記載]

Pheretima hawayana lineata Gates, 1932a: 434. [形態記載]

Pheretima morrisi Chen, 1933: 267 (syn. insulae, hawayana var. lineata, browni [non Stephenson, 1912]). [形態記載]

Pheretima morrisi Chen, 1935a: 33 (syn. insulae). [特徴指摘]

Pheretima morrisi Chen, 1936: 270. [記述のみ]

Pheretima morrisi Gates, 1936c: 437 (syn. browni [part], hawayana lineata). [形態記載]

Pheretima morrisi Gates, 1937a: 205.

Pheretima morrisi Gates, 1937c: 327. [記述のみ]

Pheretima morrisi Chen, 1938: 382. [記述のみ]

Pheretima morrisi 小林, 1938e: 778. [同定形質のみ]

Pheretima morrisi 小林, 1940a: 120. [記述のみ]

Pheretima morrisi 小林, 1940c: 274. [記述のみ]

Pheretima morrisi 小林, 1940d: 390. [記述のみ]

Pheretima morrisi 小林, 1941d: 376. [記述のみ]

Pheretima morrisi 小林, 1941g: 513. [記述のみ]

Pheretima morrisi Chen, 1946: 136. [記述のみ]

Pheretima morrisi 大淵・山口, 1947: 1367 モリスミミズ (新称). [同定形質のみ]

Pheretima morrisi Gates, 1955c: 89.

Pheretima exiloides [= non Chen, 1936] Ohfuchi, 1956: 142. [形態記載]

Pheretima morrisi Ohfuchi, 1956: 143 (syn. insulae, hawayana var. lineata, browni). [形態記載]

Pheretima elongata [= non Perrier, 1872] Ohfuchi, 1956: 148 (syn. biserialis). [形態記載]

Pheretima morrisi Tsai, 1964: 17. [形態記載]

Pheretima morrisi Gates, 1966: 246.

Pheretima morrisi Sims, 1971: 171.

Amynthas barbadensis Sims & Easton, 1972: 236. [記述のみ] (Sep ?, 1972)

Amynthas hawayanus lineatus Sims & Easton, 1972: 236. [記述のみ] (Sep ?, 1972)

Amynthas morrisi Sims & Easton, 1972: 236. [記述のみ] (Sep ?, 1972)

Amynthas pallidus Sims & Easton, 1972: 236. [記述のみ] (Sep ?, 1972)

Pheretima elongata 上平, 1973a: 58 カイユウミミズ. [同定形質のみ] (?, 1973)

Pheretima morrisi 上平, 1973a: 59 モリスミミズ. [同定形質のみ] (?, 1973)

Pheretima exiloides 上平, 1973a: 59 チェンミミズ. [同定形質のみ] (?, 1973)

Pheretima morrisi Gates, 1976c: 2. [記述のみ] (Apr, 1976)

Amynthas morrisi Sims, 1978: 671.

Amynthas morrisi Easton, 1981: 56 (syn. elongata [Ohfuchi, 1956, non Perrier, 1872], exiloides [Ohfuchi, 1956, non Chen, 1936]). [同定形質のみ] (Apr 30, 1981)

Amynthas morrisi Easton, 1982: 729. [同定形質のみ]

Pheretima morrisi Qiu & Wen, 1987: 55.

Amynthas morrisi Nakamura, 1990: 102.

Amynthas morrisi Talavera, 1990: 161. [記述のみ]

Pheretima exiloides Ishizuka, 1999: 59.

Pheretima morrisi Ishizuka, 1999a: 62 (syn. elongata).

Amynthas morrisi Mischis & Righi, 1999: 64.

Amynthas morrisi Shih et al., 1999: 438. [記述のみ]

Amynthas morrisi Blakemore, 2003: 22 (syn. barbadensis, ? pallida, hawayana lineata, exiloides [Ohfuchi, 1956, non Chen, 1936], elongata [Ohfuchi, 1956, non Perrier, 1872]). [同定形質のみ]

Amynthas morrisi Paliwal & Julka, 2004: 1975.

Amynthas morrisi Zicsi, 2004: 123. [記述のみ]

Amynthas morrisi Shen & Yeo, 2005: 24 (syn. barbadensis, pallida, amazonica, insulae, cupulifera, hawayana lineata). [形態記載] (Jun 29, 2005)

Amynthas morrisi Brown & James, 2006: 147.

Amynthas morrisi Sautter et al., 2006: 298.

Amynthas morrisi Mischis & Herrera, 2006: 287.

Pheretima morrisi Sawar et al., 2006: 4.

Amynthas morrisi Dhiman & Battish, 2006: 2136.

Amynthas morrisi Huang et al., 2006: 13. [記述のみ]

Pheretima morrisi Ghafoor et al., 2008: 682. [記述のみ]

Amynthas morrisi Blakemore, 2008d: 70 (syn. barbadensis, ? pallida, hawayana lineata, exiloides [Ohfuchi, 1956, non Chen, 1936], elongata [Ohfuchi, 1956, non Perrier, 1872]). [同定形質のみ] (Dec ?, 2008)

Amynthas morrisi Tsai et al., 2009: 40.

Amynthas morrisi Reynolds, 2009b: 61. [記述のみ] (Aug, 2009)

Amynthas morrisi Reynolds, 2010c: 148. [記述のみ] (Nov, 2010)

Amynthas morrisi Reynolds, 2011a: 276. [記述のみ] (Apr, 2011)

Amynthas morrisi Blakemore, 2012b: 18 (syn. barbadensis, ? pallida, hawayana lineata, exiloides [Ohfuchi, 1956, non Chen, 1936], elongata [Ohfuchi, 1956, non Perrier, 1872]). [記述のみ] (Feb 28, 2012)

Pheretima morrisi 上平, 2012: 43. [記述のみ]

Amynthas morrisi Mohan et al., 2013: 36. [同定形質のみ]

Amynthas morrisi Sharm & Poonam, 2014: 3.

モリスミミズ 安座間, 2015: 584. [同定形質のみ] (Apr, 2015)

Amynthas morrisi Reynolds, 2015v: 119. [記述のみ] (Dec, 2015)

Amynthas morrisi Vabeiryureilai et al., 2020: 869. [記述のみ] (Jul. 2020)

 

[要検討]

morrisi

Beddard, 1900:645, Michaelsen, 1903:96

 

cupulifera

Fedarb, 1898:445,

 

barbadensis

Michaelsen, 1900:254,287, Michaelsen, 1909:110,187, Michaelsen, 1910:11,

 

hawayana (part)

Beddard, 1900:645, Michaelsen, 1903:96, Stephenson, 1914:343, Prashad, 1916:499, 501, Stephenson, 1917:386, Stepehson, 1920:222, Stephenson, 1921:760, Stephenson, 1922:433, Stephenson, 1923:300, Stephenson, 1924:339, Stephenson, 1926:256

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