ユノシマミミズ

 フトミミズ科アズマフトミミズ属ユノシマミミズ Amynthas yunoshimensis (Hatai, 1930)

Pheretima 第8種 山口, 1930: 56.

Pheretima yunoshimensis Hatai, 1930b: 655; 鏑木・三坂, 1936: 513; 大淵, 1938b: 177; 小林, 1941b: 260; 大淵・山口, 1947: 1358; Gates, 1958g: 13; 山口, 1962: 28; 中村, 1965: 124, 1998: 26; Tamura et al., 1969: 26; Sims & Easton, 1972: 237; 上平, 1973a: 59, 1987: 579, 1998: 714, 2001a: 63, 2001b: 75, 2002a: 28, 2003a: 74, 2003b: 84, 2003c: 96, 2004a: 82, 2004c: 25, 2006: 40, 2014a: 29, 2015a: 41; 大野, 1984: 993; Nakamura, 1999: 60; 南谷ら, 2015: 87.

Amynthas yunoshimensis Sims & Easton, 1972: 237; Easton, 1981: 52Blakemore, 2002: 199, 2003: 28, 2007: 107, 2010: 18; Ito et al., 2007: 86; 上平, 2017b: 73, 2018a: 32; 南谷, 2017: 16.

Pheretima yunoshimaensis [sic] Ishizuka, 1999a: 67.

? Amynthas yunoshimensis Blakemore, 2008d: 110, 2010a: 18, 2012b: 19.

タイプ標本

基産地:湯ノ島(青森県)、札幌(北海道)

タイプ標本所在地:不明

形態

<外部形態>

 全長 130-145 mm (130-145 [原記載; 中村, 1965])、体幅 6 mm (5-6 [中村, 1965]、6 [原記載])、体節数 87-98 (原記載; 中村, 1965)。剛毛は第 5 体節で 41〜42 本、第 6 体節で 56〜50 本、第 7 体節で 51〜56 本、第 8 体節で 51〜56 本、第 20 体節で 60 本。北海道厚岸町大黒島で採集された個体は小型で、全長 54.6-77.0 mm、体幅 (13体節) 3.3-5.0 mm (Ito et al., 2007)、尾瀬もやや小型で全長 67-125 mm、体幅 3.5-5.0 mm (上平, 1998)。第一背孔は第 12/13 体節間溝。環帯は第 14〜16 体節を占め、剛毛を欠く。受精嚢孔は 2 対で、第 6/7/8 体節間溝に存在するが、稀に第 5/6 体節間溝にも片側の受精嚢孔が開口することがある (Hatai, 1930; 上平, 1998)。通常は雄性孔を欠くが、札幌で採集された個体は通常雄性孔を有する (Hatai, 1930b)。尾瀬では、雄性孔を欠く個体が 80% であった (上平, 1998)。青森県湯ノ島で採集された 64 個体中、雄性孔を保有していたのはわずか 1 個体のみ (Hatai, 1930b)。第8体節と第18体節に、性的斑紋が存在するが、ヒトツモンミミズのものと比較すると長細く、性的斑紋内部の性徴はずっと小さく、数も多い。第 8 体節の性的斑紋内の性徴は 17-24 個で平均 19.5±2.07 個、第 18 体節では 34-48 個で平均 39.7±3.91 個 (Ito et al., 2007)。また、性的斑紋は体表からやや盛り上がり、縁取りはより厚い。第 18 体節の性的斑紋は、第 8 体節のものより大きく、ピンク色味を帯びる。北海道では殆どの個体が第 18 体節に性的斑紋を持つが (Hatai, 1930b; Ito et al., 2007)、群馬県では第 18 体節の性的斑紋を持つものはわずかに 40 % にすぎない (上平, 1998)。

 

<内部形態>

 隔膜は、8/9/10 は欠く。は第 15 体節から始まる。腸盲嚢は第 27 体節に存在し、指状型で 6 本 (原記載) もしくは 6-7 本 (中村, 1965) の小嚢に別れる。

 貯精嚢は第 11,12 体節に、卵巣は第 13 体節に存在する。卵胞は欠く。受精嚢は発達が不十分で、形は不定形 (原記載; 中村, 1965)。副嚢を持つ個体もあるが、副嚢は細く、末端は嚢状には膨らまない。雄性孔を保有している個体であったも、摂護腺を欠く。生殖腺は瓶状複生殖腺であり、管部は極めて短い。

 

<分子系統>

 Seto et al. (2021) によってミトコンドリアDNAの全長が明らかにされている。

ユノシマミミズの形態
ユノシマミミズの形態

ユノシマミミズの性的斑紋の分布
性的斑紋の存在位置・保有率の地理的変異
ユノシマミミズ_性的斑紋の分布.xlsx
Microsoft Excel 40.4 KB
ユノシマミミズの受精囊孔の分布
受精囊孔の存在位置・保有率の地理的変異
ユノシマミミズ_受精囊孔の分布.xlsx
Microsoft Excel 37.6 KB

ユノシマミミズの形態
ユノシマミミズの受精囊

Pheretima yunoshimensis (= Amynthas yunoshimensis) の形態と性的斑紋(原記載図) (Hatai, 1930, p. 657, fig. 4 より)

Pheretima yunoshimensis (= Amynthas yunoshimensis) の受精囊と生殖腺の形態 (原記載図) (Hatai, 1930 p. 658, fig. 5 より)


分布

 日本固有種で、国外からは報告されていない。北海道から中部地方まで、広く分布が確認されているものの、東北地方以南では比較的高い標高域に分布する (上平, 2004a, 2006)。ただし、新潟県では低標高域にも分布している (南谷ら, 2013)。上平 (2001a-2006) による調査では出現率がかなり低かったものの、新潟県では出現率は90 %に達し、高頻度出現種であった (南谷ら, 2013)。なお、佐渡では1頭も採集できなかったため、分布していない可能性が高い (南谷ら, 2013)。

 

 青森県では奥羽山脈の西側にのみ分布していることから (Hatai, 1930; 上平, 2001a)、何らかの地史的な背景が本種の分布域形成に関与している可能性がある。ただし、岩手県南部以南では、奥羽山脈の東側からも採集されている (上平, 2002b, 2003b)。岩手県北部から青森県東部にかけては、今後の検証が必要である。

 

図:これまでに出版された文献に基づく、ユノシマミミズの分布確認地点


生息環境

 北海道や東北地方北部では、標高100 mまでの低地に出現するが、東北地方南部や関東地方北部、富山県では、標高のやや高い地点 (1,000-1,400 m) に出現したことが報告されている (上平, 1998, 2004, 2006, 2014a)。この現象は、本種の生理的な特性によるものと考えられ、間氷期の温暖化によって冷涼な条件を残す、やや標高の高い地域に生存している状態と推測されている (上平, 2004)。この点は、新潟県では低標高域にも出現したことと矛盾しない。

 日高門別のカラマツ林・ミズナラ林・デントコーン畑・草原が隣接した地点では、森林では本種が採集されたにも関わらず、デントコーン畑や草原では全く採集されなかったことが報告されている (Tamura et al., 1969)。

備考

 大淵・山口 (1947) は和名をユノシマミミズとしている。

 

 形態はヒトツモンミミズと極めて酷似する。両種とも多くの個体が雄性孔を欠き、第8体節や第18体節にの腹側中央に性的斑紋を持つため、同定に際し注意が必要である。また、ユノシマミミズの分布域内では、両種が同所的に生息する地域が多い。同定の際には、以下の4点で識別可能である。

  • ユノシマミミズは細くて小型
  • ユノシマミミズの性的斑紋は剛毛線よりも後部へ突出することが多く、縁は体表から少し盛り上がるが、ヒトツモンミミズでは剛毛線を越えることはなく、縁は盛り上がらない
  • 性的斑紋内部の性徴は、ユノシマミミズのものは小さく、数が多い
  • 受精嚢はユノシマミミズでは発達せず、ほとんどの個体で退化し、嚢状部が大きく膨らむものは少なく、不定形であることが多いが、ヒトツモンミミズではほぼ全ての個体でよく発達し、副嚢も嚢状部・管部がはっきりと区別できる。

 

 なお、Blakemore (2008d) は疑問符付きで独立種とし、同時に [] や疑問符付きでヒトツモンミミズのシノニムとしている。また、Blakemore (2010a) は括弧付きで独立種としたものの、同時にヒトツモンミミズのシノニムにも疑問符付きで記述している。このため、Blakemore 氏の分類学的措置は不明。

シノニムリスト(全リスト)

Pheretima 第8種 山口, 1930: 56. [形態記載]

Pheretima yunoshimensis Hatai, 1930b: 655. [形態記載]

Pheretima yunoshimensis 鏑木・三坂, 1936: 513. [同定形質のみ]

Pheretima yunoshimensis 大淵, 1938b: 177. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 小林, 1941c: 260. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 大淵・山口, 1947: 1358. [同定形質のみ]

Pheretima yunoshimensis Gates, 1958g: 13. [同定形質のみ]

Pheretima yunoshimensis 山口, 1962: 28. [同定形質のみ]

Pheretima yunoshimensis 中村, 1965: 124 ユノシマミミズ. [形態記載]

Pheretima yunoshimensis Tamura et al., 1969: 26. [記述のみ]

Amynthas yunoshimensis Sims & Easton, 1972: 237. [記述のみ] (Sep ?, 1972)

Pheretima yunoshimensis 上平, 1973a: 59 ユノシマミミズ. [同定形質のみ] (?, 1973)

Amynthas yunoshimensis Easton, 1981: 52. [記述のみ] (Apr 30, 1981)

Pheretima yunoshimensis 大野, 1984: 993. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 1987: 579. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 1998: 714. [形態記載]

Pheretima yunoshimensis 中村, 1998; 26 ユノシマミミズ. [記述のみ]

Pheretima yunoshimaensis [sic] Ishizuka, 1999a: 67. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis Nakamura, 1999: 60. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2001a: 63. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2001b: 75. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2002a: 18. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2002b: 28. [記述のみ]

Amynthas yunoshimensis Blakemore, 2002: 199. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2003a: 74. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2003b: 84. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2003c: 96. [記述のみ]

Amynthas yunoshimensis Blakemore, 2003: 28. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2004a: 82. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2004c: 25. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2006: 40. [記述のみ]

Amynthas yunoshimensis Ito et al., 2007: 86. [形態記載]

Amynthas yunoshimensis Blakemore, 2007: 107. [記述のみ]

?Amynthas yunoshimensis Blakemore, 2008d: 110. [同定形質のみ] (Dec ?, 2008)

?Amynthas yunoshimensis Blakemore, 2010a: 18. [記述のみ] (Feb 28, 2010)

?Amynthas yunoshimensis Blakemore, 2012b: 19. [記述のみ] (Feb 28, 2012)

Pheretima yunoshimensis 上平, 2014a: 29. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 上平, 2015a: 41. [記述のみ]

Pheretima yunoshimensis 南谷ら, 2015: 87. [同定形質のみ]

Amynthas yunoshimensis 上平, 2017b: 73. [記述のみ] (Mar, 2017)

Amynthas yunoshimensis 南谷, 2017: 16. [記述のみ]

Amynthas yunoshimensis 上平, 2018a: 32. [記述のみ] (Mar, 2018)

引用文献

Blakemore RJ, 2002. Cosmopolitan Earthworms- an eco- taxonomic guide to the peregrine species of the world. CD-ROM monograph. VermEcology, Canberra.

Blakemore RJ, 2003. Japanese earthworms (Annelida: Oligochaeta): A review and checklist of species. Organisms Diversity and Evolution 11: 1-43.

Blakemore RJ, 2007e. Updated checklist of pheretimoids (Oligochaeta: Megascolecidae: Pheretima auct.) taxa. In: Ito MT, Kaneko N, (eds.), A Series of Searchable Texts on Earthworm Biodiversity, Ecology and Systematics from Various Regions of the World, 2nd Edition (2006) and Supplemental. COE soil Ecology Research Group, Yokohama National University, Japan. CD-ROM Publication.

Blakemore RJ, 2008. A review of Japanese earthworms after Blakemore (2003), a checklist and excel key. In: Ito MT, Kaneko N, (eds.), A Series of Searchable Texts on Earthworm Biodiversity, Ecology and Systematics from Various Regions of the World, 2nd Edition (2006) and Supplemental. COE soil Ecology Research Group, Yokohama National University, Japan. CD-ROM Publication.

Blakemore RJ, 2010a. Saga of Herr Hilgendorf"s worms... In: Pavlíček T, Cardet P, Coşkun Y, Csuzdi C, (eds.), Advances in Earthworm Taxonomy IV (Annelida: Oligochaeta). Proceedings of the 4th International Oligochaeta Taxonomy Meeting Diyarbakir, 20-24 April, 2009. Zoology in the Middle East Suppl. 2: 7-22. Kasparek Verlag, Heidelberg.

Blakemore RJ, 2012. Japanese earthworms revisited a decade on. Zoology in the Middle East 58 suppl 4: 15-22.

Easton, E.G., 1981. Japanese earthworms: A synopsis of the Megadrile species (Oligochaeta). Bulletin of the British Museum Natural History (Zoology) 40(2): 33-65.

Gates GE, 1958g. On some species of the oriental earthworm genus Pheretima Kinberg, 1867, with key to speices reported from the Americas. American Museum Novitates 1888: 1-33.

Hatai S, 1930b. Note on Pheretima agrestis (Goto and Hatai), together with the description of four new species of the genus Pheretima. Science Reports of the Tohoku Imperial University, 4th series Biology 5(4): 651-667.

Ishizuka K, 1999a. A review of the genus Pheretima s. lat. (Megascolecidae) from Japan. Edaphologia (62): 55-80.

Ito TM, Shimano S, Naraki Y, 2007. Earthworm fauna of Daikokujima Island, north Japan, with a redescription of Amynthas yunoshimensis (Hatai, 1930). Biogeography 9: 83-88.

鏑木外岐雄, 三坂和英, 1936. 日光のミミズ. In: 東照宮 (ed.), 日光の植物と動物. 養賢堂. pp. 509-515.

上平幸好, 1973a. 日本産陸棲貧毛類フトミミズ属(Genus Pheretima), 種の検索表. 函館大学論究 7: 53-69.

上平幸好, 1987. 苫小牧演習林における陸棲貧毛類とその定量的予備調査. 北海道大学農学部演習林研究報告 44(2): 577-582.

上平幸好, 1998. 尾瀬特別保護区に生息する環形動物貧毛類の分類学的調査結果. In: 尾瀬学術調査団 (ed.), 尾瀬の総合研究 pp. 711-715.

上平幸好, 2001a. 東北地方における陸棲貧毛類の調査報告Ⅰ. ―青森県で採集された種類と分布―. 函館大学論究 32: 61-72.

上平幸好, 2001b. 関東地方における陸棲貧毛類の調査報告Ⅰ. ―群馬県で採集された種類と分布―. 函館大学論究 32: 73-81.

上平幸好, 2002a. 東北地方における陸棲貧毛類の調査報告Ⅱ. ―秋田県で採集された種類と分布―. 函館大学論究 33: 15-24.

上平幸好, 2002b. 東北地方における陸棲貧毛類の調査報告Ⅲ. ―岩手県で採集された種類と分布―. 函館大学論究 33: 25-34.

上平幸好, 2003a. 東北地方における陸棲貧毛類の調査報告Ⅳ. ―山形県で採集された種類と分布―. 函館大学論究 34: 71-80.

上平幸好, 2003b. 東北地方における陸棲貧毛類の調査報告Ⅴ. ―宮城県で採集された種類と分布―. 函館大学論究 34: 81-91.

上平幸好, 2003c. 東北地方における陸棲貧毛類の調査報告Ⅵ. ―福島県で採集された種類と分布―. 函館大学論究 34: 93-104.

上平幸好, 2004a. 中部地方における陸棲貧毛類の調査報告I. ―岐阜県で採集された種類と分布―. 函館大学論究 35: 79-90.

上平幸好, 2004c. 東北地方における陸棲貧毛類の分布に関する考察. 函館短期大学紀要 30: 23-32.

上平幸好, 2006. 関東地方における陸棲貧毛類の調査報告II. ―栃木県で採集された種類と分布―. 函館短期大学紀要 32: 39-45.

上平幸好, 2014a. 中部地方における陸棲貧毛類の調査報告 III. ー富山県で採集された種類と分布ー. 函館短期大学紀要 40: 27-35.

上平幸好, 2015a. 中部地方における陸棲貧毛類の調査報告 IV. ー長野県で採集された種類と分布ー. 函館短期大学紀要 41: 39-48.

上平幸好, 2017b. 北海道地方における陸棲貧毛類の調査報告 I.ー道南西部で採集された種類と分布ー. 函館短期大学紀要 43: 67–79.

上平幸好, 2018a. 北海道地方における陸棲貧毛類の調査報告 II.ー道南東部で採集された種類と分布ー. 函館短期大学紀要 45: 31–38.

小林新二郎, 1941c. 四国、中国、近畿及中部諸地方の陸棲貧毛類に就て. 動物学雑誌 53(5): 258-266.

南谷幸雄, 2017. 日光の陸棲大型貧毛類(ミミズ)相. 栃木県立博物館研究紀要 34: 13-20.

南谷幸雄, 丹羽慈, 本間航介, 金子信博, 2013. 佐渡の大型陸生貧毛類(ミミズ)相:新潟県本土と比較して. 埼玉県立自然の博物館研究報告 7: 67-78.

南谷幸雄, 池田紘, 金子信博, 2015. 青森県の陸生大型貧毛類(ミミズ)相. 青森自然誌研究 20: 81-90.

中村好男, 1965. 地中動物による草地土壌保全調査報告書(開拓基礎調査). 北海道開発局. 130 pp.

中村好男, 1998. ミミズと土と有機農業. 創森社, 123 p.

大淵眞龍, 1938b. 本州東北部に於ける Pheretima 属に就て. 動物学雑誌 50(4): 177-178.

大淵龍, 山口英二, 1947. 環形動物貧毛綱. In: 内田清之助 (ed.), 新日本動物図鑑. 北隆館, 東京. pp. 1352-1371.

大野正男, 1984. 環形動物・貧毛類. In: 大町市史編纂委員会 (ed.), 大町市史 第1巻 自然環境. 大町市, 長野県. pp. 990-994.

Tamura, H, Nakamura Y, Yamauchi K, Fujikawa T, 1969. An ecological survey of soil fauna in Hidaka-Mombetsu, southern Hokkaido. Journal of the Faculty of Science Hokkaido University series VI. Zoology 17(1): 17-57.

山口英二, 1930. 札幌産蚯蚓の数種(予報). 動物学雑誌42(469): 49-57.

山口英二, 1962. 北海道産の陸棲みみずについて. 生物教材の開拓 2: 16-35.