Drawida eda
ジュズイミミズ科 > ジュズイミミズ属 > Drawida eda Blakemore, 2010
Drawida eda Blakemore & Kupriyanova, 2010: 6; Blakemore, 2010b: 203; 山根, 2015: 56.
タイプ標本
基産地:滋賀県大津市枝1丁目
タイプ標本所在地:
ホロタイプ:滋賀県立琵琶湖博物館 LBM-1380000097
パラタイプ:滋賀県立琵琶湖博物館 LBM-1380000101、1380000100, 13800000102
形態
<外部形態>
全長 40-86 mm、体幅 2 mm、体節数 116-154。体型は円形であるが、体後部はやや三角形。
無色もしくは淡色。
口は前口前葉。背孔を欠くが、個体によっては小さな暗色斑が見られる。剛毛はルンブリシン型。
環帯は第 9 体節の半分から第 13 体節までの 4〜5 体節分を占める。腎管孔は特に環帯上でみられ、d 剛毛線上にあるが、体後部では c 剛毛線上に多い。受精囊孔は第 7/8 体節間溝の cd 剛毛線間にあり、とても深くて小さな突起状の部分がある。
<内部形態>
分布
現時点では、滋賀県(Blakemore & Kupriyanova, 2010; Blakemore, 2010b)と山口県(山根, 2015)でのみ記録されている。ただし、日本各地で確認されているという(未発表データ、山根, 2015より)。
シノニムリスト
Drawida eda Blakemore & Kupriyanova, 2010: 6. [形態記載]
Drawida eda Blakemore, 2010b: 203. [記述のみ]
Drawida eda Blakemore, 2012b: 16. [記述のみ] (Feb 28, 2012)
Drawida eda 山根, 2015: 56. [記述のみ]
引用文献
Blakemore RJ, 2010b. Unravelling some Kinki earthworms (Annelida: Oligochaeta, Megadrili: Megascolecidae)- Part II. Opuscula Zoologica, Budapest 41(2): 191-206.
山根美子, 2015. 山口県内におけるジュズイミミズ類の分布. 豊田ホタルの里ミュージアム研究報告 7: 55-57.