「日本産ミミズ大図鑑」づくりプロジェクト
ミミズの研究をすすめる上で、フルカラーの日本産ミミズ図鑑がお勧めです。
ただし、これから日本のミミズの研究を深化させるためには、ミミズ研究の現在が分かる情報プラットフォームを整備する必要があります。これは、出版された図書媒体の形をとる限り、必ず制限が生じます。また、研究を進める上では、どの情報に基づいて文章を記述したのかという引用の明記が必要ですが、詳し「すぎる」情報は図書では困難だと思います。
このため、このwebsite「日本産ミミズ大図鑑」を作ることによって著者の思い通りの図鑑作りを目指す、勝手なプロジェクトです。まずは分類についてしっかりとまとめ、その後、生態など他の側面についても記述していく予定です。
ミミズの分類を研究したい人に有用なサイトを目指していますので、情報が多すぎると思いますがご容赦下さい。あくまでも管理者の文献情報整理メモですので、情報は不完全です。最終的に大図鑑といえる形をつくり、主要な情報は論文として出版できることを目指します。
2014年7月23日より作成スタート!まだまだ作成途上です。現在、Ishizuka (1999c) に取り掛かったところです。
現段階で一番まとまっているのは、ハタケミミズです。日本で確認されている全種について可能な限りの情報を入れ込み、現在のハタケミミズの項目と同じような形にする予定です。
更新履歴
2021.09.25 Ishizuka (2000a) の情報を追加し始めました。
2021.09.20 Ishizuka (1999c) の情報を追加し始めました。
2021.09.02 Ishizuka (1999b) の情報を追加し始めました。
2021.08.08 Ito et al. (2021) に基づきフィリピンミミズの情報を追加しました
2019.10.21 ヤマフトミミズのページを作成しました
【ルール】
1.あくまでも、管理者のメモであり、管理者の都合・好みに応じて文献を読んだ順に更新していく
ー 基本的には、古い文献から年代順に読み進めている
ー ただし、先に整理したい分類群があれば、それを先に complete する
2.必ず出典を明記する
3.基本的には、紙媒体で出版されたものを引用する(website は、変更・削除されてしまうことが多いため)
4.種ごとの記述を基本とする
5.科・属の分類は最新の情報に従うが、種の分類は細分化された分類に従う
ー 後に情報を統合するのは簡単であるが、細分化するのは手間がかかる
ー 自分自身の経験(形態・分子系統学的研究)から、石塚小太郎 先生の種分類が妥当だと思っている
ー フトミミズ科以外、特にツリミミズ科などについては欧米で盛んに研究されている
このため、フトミミズ科以外の分類はほぼ Easton (1981)、Blakemore (2003, 2012) のままであるが、最新の情報に従うようにする
【注意】
管理者の読み間違え、勘違い、引用間違いなども起こると思います。すべての文章に引用を示しますので、このサイトに書いてあることを鵜呑みにせず、必ず原著をご確認下さい。
なお、お気づきの点がございましたら、著者へお知らせいただけますと幸いです。
このミミズ大図鑑は作成中です。管理者の状況や気分で進展が大きく変わります。ご容赦下さい。